ポルトガルの鉱工業生産、2026年6月は前年比0.7%減

ポルトガルの6月の鉱工業生産は、エネルギー部門の減少幅縮小にもかかわらず低調が続いた。耐久財、非耐久財、資本財がいずれも減少し、前月比でも3.8%低下した一方、中間財は引き続き増加した。

要約

ポルトガルの2026年6月の鉱工業生産は前年同月比0.7%減となり、改定後の5月の1.6%減からは改善したものの、産業部門の広い範囲で勢いの弱さが続いていることを示した。エネルギー部門の下押し圧力は大きく和らぎ、同部門の生産は5月の9.7%減に続き1.0%減となった。一方で、耐久財は1.0%減、非耐久財は2.5%減、資本財は2.9%減となり、中間財だけが主要分類で唯一増加し、5月の0.9%増に続いて2.2%増となった。前月比では、6月の鉱工業活動は3.8%減と、この1年で最大の落ち込みとなった。

用語解説
  • 資本財: 他の財を生産するために用いられる設備や機械
  • 中間財: さらに加工・製造する際の投入財として使われる製品
  • 耐久財: 家電や自動車など、長期間使用できる製造品