
難易度が前年同月水準を下回るのは2度目にとどまる一方、脆弱なマイニング採算性やAI・HPC向けへの資本シフト、地域的な供給制約がハッシュレートの重荷となっている。それでも一部上場マイナー株は上昇している。
7月下旬時点でビットコインのマイニングは長期的な縮小局面が続いており、ネットワークのディフィカルティは7月25日に0.74%低下して126.23兆となった。2025年11月の過去最高である約155.97兆〜156兆からは約19.1%〜19.9%低下した計算である。この下落により、ディフィカルティは1年前の127.62兆を約1.1%下回り、中国の2021年のマイニング禁止後以来、ビットコイン史上2度目の前年比低下となった。LuxorのHashrate Indexなど業界データは、ビットコイン価格の下落、マイナー収益の圧迫、旧式ハードウエアの停止、AIやHPC関連への資本・電力の再配分、テキサス州やその他のマイニング地域での出力抑制を弱さの要因に挙げた。それでも、上場マイナーの一部は過去1年で430%超上昇しており、投資家が純粋なビットコイン連動銘柄ではなく、AIやデータセンターのインフラ企業として評価する傾向を強めている。