Galaxy、Coldcard悪用の被害は1,367BTCに拡大 取引所流入も増加

Galaxy、Coldcard悪用の被害は1,367BTCに拡大 取引所流入も増加

研究者らは、脆弱なシングルシグのColdcardウォレットを狙うスイープ攻撃が継続中であり、被害は4,585アドレス、盗難ビットコインは約8860万ドルに達し、事件後に利用者がカストディ先を移した兆候があるとした。

BTC

ファクトチェック
Galaxy ResearchのX投稿自体が、流出したアドレス数1,196件、流出額1,082.65 BTCという主張の正確な数値を示している。示された時間帯(01:10:20-01:51:26 UTC)は正確に41分間であり、主張と一致する。The Blockも同じ数値と、7,000万ドル超のColdcard脆弱性という位置付けを独自に報じている。Coinkiteの公式勧告は、根本原因であるシード生成の欠陥と、緊急ファームウェア修正を確認している。主張の具体的な各要素は、一次情報源と独立した情報源の双方で裏付けられている。
要約

Galaxy Researchは、特定のColdcardシングルシグウォレットにおける乱数生成の弱さに起因する継続中のスイープ攻撃で、4,585アドレスにわたり1,367.05 BTC、約8860万ドルの被害が発生したと明らかにした。調査担当者によると、盗まれたビットコインの大半は依然として未使用とみられ、攻撃者が資金を統合している段階にある可能性が高い。一方、7月31日のデータでは、ビットコインの取引所純流入が11,163 BTCに達し、1 BTC未満の送金も急増しており、利用者が事件を受けて反応した様子がうかがえる。この悪用を受け、Ari Paul氏とErik Voorhees氏の発言をきっかけに、セルフカストディを巡る議論も一段と広がった。

用語解説
  • 乱数生成器の脆弱性: エントロピー生成の弱点により、ウォレットのシードや鍵が攻撃者にとって予測しやすくなる問題。
  • セルフカストディ: 仲介者に依存せず、秘密鍵を自ら管理して仮想通貨を直接保有すること。
  • 純流入: 一定期間において、取引所への流入コイン数が流出数を上回ったことを示す指標。