トランプ大統領がイランを「非常に激しく」攻撃すると警告した後、クウェートは土曜未明にイランのドローンを迎撃したと発表し、湾岸の安全保障と米国関連施設へのリスクが改めて浮き彫りとなった。
クウェートは土曜未明、イラン軍が同国沿岸に向けてドローン攻撃を波状的に仕掛けたと発表した。軍によると、夜明け以降に複数のドローンをクウェート領空内で探知し、撃墜した。当局は北部の重要インフラが標的になったとし、イラク国境に近いブビヤン島では落下した破片により車両が損傷したものの、死傷者は確認されていないと述べた。今回の展開は、アラブ首長国連邦(UAE)がクウェートの主権侵害であり、湾岸全体の安全保障に対する脅威だと非難してきた一連のイランによる攻撃に、新たな事案を加えるものとなる。最新の攻撃は、トランプ大統領が対イラン作戦の強化を警告し、「非常に激しく」攻撃する準備を進めていると述べる中で発生し、双方に引き下がる兆しはほとんど見られなかった。クウェートには米国による中東最大級の軍事展開の一つが存在し、ブビヤン島は複数の重要な米軍施設に近接していることから、この対立が持つ地域的・戦略的な機微が改めて浮き彫りになっている。イランおよび米中央軍からのコメントは当面出ていない。