SEBI、ジー・エンターテインメントに1480万ルピー制裁 プニート・ゴエンカ氏とスバシュ・チャンドラ氏を1年間市場参加禁止

インドの市場規制当局は、ジーが承認や開示なしにハイデラバードの土地をプロモーター関連融資の担保に差し入れていたとし、株主はこれとは別に、プロモーターグループ向け314億4000万ルピーのワラント発行を承認したと明らかにした。

要約

インド証券取引委員会(SEBI)は、ジー・エンターテインメント・エンタープライゼズの創業者スバシュ・チャンドラ氏と前マネジングディレクター兼CEOのプニート・ゴエンカ氏を1年間証券市場への参加禁止とし、ZEEL自体についても2カ月間の市場参加禁止処分を科したうえで、総額1480万ルピーの制裁金を45日以内に支払うよう命じた。これは、同社のハイデラバードの土地が、インディアブルズ・ハウジング・ファイナンスからエッセル・グループのプロモーター関連4社が借り入れた72億6000万ルピーの融資を確保するため、承認や開示なしに担保設定されていたと認定したためである。SEBIは、ZEELは借り手でも資金の受益者でもなかったとし、未開示の抵当設定、取締役会と監査委員会の承認欠如、投資家への不開示は、ガバナンス、開示、関連当事者取引に関する違反に当たると判断した。この命令は、株主が別途、プロモーターグループ向け314億4000万ルピーの転換可能ワラント発行を承認したタイミングで出され、この取引により同グループの持ち分は4%から24%に高まる見通しである。ジー株は7月31日のBSEで2.85%高の115.45ルピーで引けた。

用語解説
  • SEBI: インドの証券市場規制当局。正式名称はSecurities and Exchange Board of India。
  • 関連当事者取引: 企業と、そのプロモーター、取締役、その他の内部関係者に結び付いた主体との取引で、通常は追加的な監督と開示が求められる。
  • 転換可能ワラント: 後に株式へ転換できる金融商品で、行使されれば保有者は持ち分を増やせる。