アーバルがアスロン買収を完了、欧州の長期車両リースで共同首位を形成

BNPパリバは、この取引により投下資本利益率(ROIC)が18%となり、3年目までにグループ帰属純利益に約2億ユーロを上積みし、CET1を約13ベーシスポイント押し下げる見通しであるとした。

要約

アーバルは、従来発表していたスケジュール通り、メルセデス・ベンツ・グループの旧子会社であるアスロンの買収を完了した。これにより統合後の保有車両台数は230万台となり、BNPパリバの説明によれば、長期車両リース分野で欧州の共同首位が誕生する。今回の取引は、従業員代表との協議手続きの完了と必要な規制当局の承認取得を経て最終決定された。 BNPパリバによれば、この買収により投下資本利益率(ROIC)は18%となり、3年目にはグループ帰属純利益に約2億ユーロ寄与する見通しである。CET1(普通株等Tier1比率)への影響は約-13ベーシスポイントと見積もられ、これはすでにグループの資本計画に織り込み済みである。同行は今回の買収について、成長市場で収益性の高いプラットフォームを拡大し、重点的な成長施策を通じて収益性を高める戦略の一環と位置づけており、アーバル/アスロンの成長軌道に関する専用のディープダイブを2027年上半期に実施する予定である。

用語解説
  • ROIC: 投下資本利益率
  • CET1: 普通株等Tier1比率
  • long-term vehicle leasing: 企業向けの複数年契約による車両リース