中国の機械メーカーである徐工集団は、フォーテスキューとの間で中国最大とされる環境配慮型鉱山機械の輸出契約を締結した後、持続可能な鉱業の中核には研究開発、エンドツーエンドのデジタル化、地域特性への一段の適応があると述べた。
徐工集団は7月27日、パースで開かれたボアオ・フォーラム・フォー・アジアの会議で、世界の鉱業の持続可能な変革を前進させるために必要な3つの優先事項として、継続的な研究開発、エンドツーエンドのデジタル変革、現地市場へのより緊密な適応を示した。グリーン産業における次段階の協力をテーマに、ボアオ・フォーラム・フォー・アジアとフォーテスキューが共同開催したこの会議には、政府、研究機関、産業界、テクノロジー業界、金融業界から約200人の代表が集まった。 イノベーション、AI、金融協力に関するラウンドテーブルで発言した徐工集団および徐工機械の会長である楊東昇氏は、製造業と鉱業は、イノベーション、AI、デジタル技術をグリーン成長の新たな推進力へ転換するという共通課題に直面していると述べた。また、徐工集団はAI(人工知能)を、よりスマートな機器の開発、自律運転の実現、データ駆動型の最適化を可能にする重要な手段と位置付けており、鉱山顧客の効率向上、エネルギー使用量の削減、排出削減を支援するとした。 会議後、海外代表団は西オーストラリア州ピルバラ地域のフォーテスキューの鉱山拠点を視察した。徐工集団は、環境配慮型鉱山機械としては中国で過去最大の輸出契約をフォーテスキューと締結したと明らかにした。この電動機器は、2030年までのカーボンニュートラル達成という同社の公約に沿って、フォーテスキューのピルバラ事業に段階的に導入される。 同社は、電動化と自律運転が鉱業を再編する中、長期的なオーストラリア戦略として、継続的な技術投資と現地市場への知見を組み合わせる方針を示した。徐工集団は、世界のエネルギー転換を支えるため、新エネルギー機器、デジタル技術、スマート鉱業アプリケーションを開発するとともに、バリューチェーン全体で低炭素型製造を推進しているとした。