コールドカードのハッカー、最初の10分で約3000万ドルを窃取とChainalysis

ChainalysisとBlockによると、攻撃者は事前に高額ウォレットを絞り込んでいたとみられ、約25分で約500件のウォレットから資金を抜き取る前に、有料のブロックチェーンデータアカウントを利用していた。

要約

3800万ドル超の不正流出を分析したChainalysisによると、コールドカード事案の背後にいるハッカーは窃取開始前に被害者を選別していたとみられ、180万ドルを保有するものを含む最も高額なウォレットを最初に標的にした。最初の10分で約3000万ドルが盗まれ、約25分で約500件のウォレットから資金が抜き取られており、攻撃の速度と選別性の高さが浮き彫りになった。Blockのクレイ・ギャレット氏は、調査担当者が攻撃者による著名なブロックチェーンサービスプロバイダーの有料アカウント経由での被害者アドレス照会も確認したと述べた。プロバイダーの内部ログは、リクエストの時刻と順序が盗難の流れと一致していた。Blockは、同社が故意に窃取を支援した証拠は見つかっておらず、この情報は当局と共有済みだとした。

用語解説
  • Chainalysis: 仮想通貨の取引を追跡・分析するブロックチェーン分析企業。
  • ウォレット: 暗号資産の保管と送受信に使われるデジタル口座。