GreenCore、AI主導のCPG調達向けホワイトラベル代理店プログラムを開始

対象はBeauty & Personal CareおよびCPG顧客を抱える広告代理店で、限定展開。GreenCoreによると、同社のプラットフォームは50市場で月間950万件のAIエージェント取引を処理している。

要約

GreenCore Solutions Corp.は、B2B調達においてBeauty & Personal Careおよび消費財(CPG)顧客を支援する広告代理店向けに、ホワイトラベル型の「GSC Agency Partner Program」を開始したと発表した。同社によれば、代理店は自社名義で同社のAIエージェント、CPG Knowledge Graph、顧客テレメトリーツールを再ブランド化できる一方、GreenCoreは裏方で運用型サービスを担う。このプログラムは、調達がAIエージェント仲介型コマースへ移行するなかで、代理店に継続収益型のB2B売上を生み出すことを狙う。 GreenCoreは今回の立ち上げをデジタル購買の広範な変化と関連付け、GartnerのStrategic Predictions for 2026の予測として、2028年までにB2B購買の90%がAIエージェント仲介型となり、1.5兆ドル超のB2B支出がエージェント取引所を通じて流れると指摘した。さらに、Cloudflare Radarのデータとして、2026年6月に公開インターネット上でエージェントトラフィックが人間のトラフィックを上回り、現在は約60%に達しているとし、代理店には従来の広告チャネルではなく、機械可読なコマース向けに構築された製品が必要だと主張した。 同社によると、パートナープログラムは、50のグローバル市場にまたがる3.29百万の販売拠点で、38,350のBPCブランド、15,495のメーカー、15,688の小売食料品バナーをカバーする20億件の解決済みデータポイントを備えたCPG Knowledge Graphを中心に構築された本番システム上で稼働している。このシステムは月間950万件超の流入AIエージェント取引を処理しており、同社はこれが世界のエージェント型食料品調達トラフィックの15%から20%に相当すると試算している。 GreenCoreは、このサービスがMCP(Model Context Protocol、AIシステムをツールやデータに接続する標準)とA2A(エージェント間通信)を、カタログ、調達、テレメトリー、パートナー機能をカバーする4つのMCPサーバーを通じて活用すると説明した。代理店には、ブランド付きポータル、機械可読なカタログフィード、エージェントJSON、クライアント単位のAIエージェントトラフィックと取引を示すことを意図したダッシュボードが提供される。 同社は、オンボーディングは迅速に進める想定で、代理店は米州、英国、EU、ラテンアメリカ、アジア太平洋の50市場について、ローカル、リージョナル、グローバルのカバレッジを選択でき、最初のクライアントを10日未満で稼働させるとしている。また、今回の展開はロンドン、パリ、メキシコシティでの限定的かつ独占的な市場運用として始まり、導入枠は市場ごとに制限されるとした。

用語解説
  • AI agents: Software programs that act autonomously
  • CPG Knowledge Graph: Structured commerce data network for CPG
  • MCP: Protocol linking AI to tools and data