流入の大半は外貨建て非居住者預金を通じたもので、需要は2カ月目に入っても底堅く、国債へのアクセス拡大措置の期限は9月30日までである。
インド準備銀行(RBI)がルピーの安定化と外貨呼び込みを目的に6月上旬に導入した措置により、8月1日時点で約408億1000万ドルが流入した。このうち外貨建て非居住者預金(FCNR)による流入は367億ドルと全体の約90%を占めた。対外商業借入は15億ドル、海外外貨借入は25億7000万ドルをそれぞれ加えた。7月20日ごろまでに流入額はすでに200億ドルを超えており、当初の急増局面後も需要が続いたことを示している。RBIは6月5日から8日にかけて、FCNR(B)預金のコストゼロのヘッジと、2026年9月30日までの長期国債へのアクセス拡大を組み合わせたパッケージを打ち出した。一方で6月のレポ金利は5.25%に据え置いた。SBIエコノミック・リサーチは、流入総額が最終的に800億〜850億ドルに達し、このうちFCNR(B)預金だけで650億〜700億ドルを占める可能性があると予測している。