MARA CEO、決済手段としてのビットコインは好機を逸したと発言

MARA CEO、決済手段としてのビットコインは好機を逸したと発言

フレッド・ティール氏は、現在はステーブルコインの方が大量取引に適していると述べる一方、MARAはAIデータセンターへの能力配分シフトに伴い、過去1年間で約20,000 BTCを売却したと明らかにした。

BTC

要約

MARAのフレッド・ティールCEOは、ビットコインが広く利用される決済手段として定着する可能性はもはや低いとの見方を示し、価格変動の大きさから大量の取引を処理する企業には不向きだと主張した。ナタリー・ブルネル氏とのインタビューでティール氏は、日常的な決済には現在、ステーブルコインの方が適していると述べた。取引当事者には、特に利幅が薄く、わずかな価格変動でも利益が損なわれ得る場合、予測可能な価値を持つ交換手段が必要になるためである。ビットコインは当初デジタルマネーとして設計されたが、その役割は現在、価値保存手段へとより傾いていると述べた。さらにティール氏は、MARAがより高い収益を生むAIデータセンターに電力容量を振り向けており、同社は約10億ドルの転換社債残高の圧縮に向けて過去1年間で約20,000 BTCを売却した一方、なお36,303 BTCを保有していると付け加えた。

用語解説
  • ステーブルコイン: 価値を安定的に維持するよう設計されたデジタルトークンで、価格変動の大きい資産よりも決済や送金に適している。
  • 価値保存手段: 頻繁な支払いや決済よりも、時間の経過に伴って価値を維持する能力を主目的として保有される資産。
  • 転換社債: あらかじめ定められた条件の下で株式に転換できる負債で、企業が資金調達手段として用いることが多い。