Bitwise、8月7日のNAVで6本の仮想通貨連動インカムETFを償還へ

Coinbase、Marathon Digital、Strategy、GameStop、Circle、イーサリアムに連動する各ファンドの取引は7月31日に終了し、8月3日時点でなお保有している株主には8月10日ごろに現金が支払われる見通しである。

ETH

要約

Bitwiseの6本のオプション・インカムETFは7月31日金曜日に取引を終了し、8月3日時点でなお持ち分を保有している投資家に対しては、自動的な現金償還を通じて清算される。支払額は8月7日に算出される最終NAV(純資産価値、すなわち1口当たりのポートフォリオ価値)に基づき、8月10日ごろに証券会社やその他の金融仲介業者を通じて受け取れる見込みである。SEC(証券取引委員会)への目論見書補足資料によると、Bitwise Funds Trustの取締役会は6月30日にICOI、IMRA、IMST、IGME、ICRC、IETHの閉鎖を承認した。これらの商品はCoinbase、Marathon Digital、Strategy、GameStop、Circle、イーサリアムに連動するオプション・インカム戦略を採用しており、Bitwiseは類似商品について、カバードコール(上値余地を売却してプレミアム収入を得る手法)を用いて仮想通貨のボラティリティを毎月の収入に変えるものだと説明してきた。Bitwiseの開示によれば、4月時点の年率換算分配率は11.15%から25.93%、6月時点では7.44%から22.36%だった一方、6本すべてのファンドで30日SEC利回りは0%だった。分配の大半は元本払戻金(投資元本の返還として扱われる現金)と推定され、設定来のNAVリターンはマイナス圏にとどまっていた。7月26日から7月29日付のファンドページでは、清算前の合計資産は約2310万ドルと示されていたが、取締役会がファンドを閉鎖した理由は開示されていない。

用語解説
  • NAV: ファンドの資産から負債を差し引いた1口当たりの価値。
  • covered calls: 上値エクスポージャーを売却してプレミアム収入を得るオプション戦略。
  • return of capital: 投資家に元本の一部を返還する分配として扱われるもの。