『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の世界興収が10億ドル突破、2026年4本目の10億ドル映画に

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の世界興収が10億ドル突破、2026年4本目の10億ドル映画に

ソニーとマーベルの最新スパイダーマン作品が達成したこの節目は、チケット価格の上昇と若年層の観客が世界興行収入を押し上げるなか、10億ドル作品の本数でみてコロナ禍後のハリウッドで最も好調な年をさらに後押ししている。

ファクトチェック
Forbes、Fortune/APの報道、Deadlineの3つの独立した信頼できる媒体が、この主張を全面的に裏付けている。ForbesとFortune/APの報道はいずれも、全米興行収入が3億5500万ドルで史上2位、しかも『アベンジャーズ/エンドゲーム』(3億5700万ドル)に2億ドル差まで迫ったことを確認しており、"nearly topping Endgame"と一致する。DeadlineとForbesは、全世界の興収9億2700万ドルが『エンドゲーム』に次ぐ史上2位のワールドワイド興行オープニングであることを確認している。ForbesとFortuneはともに、週末の合計興収(約4億2500万〜4億3000万ドル)が北米興行の週末記録を更新したことを確認し、Fortuneはトム・ホランドの劇場での継続的な集客力も確認している。数値面の主張はすべて各ソースと整合している。
要約

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の世界興収が10億ドルを突破し、ユニバーサルの『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』、ライオンズゲートの『Michael』、ディズニーとピクサーの『トイ・ストーリー5』に続き、2026年で4本目にこの大台に達した作品となった。アナリストによると、この本数は新型コロナウイルスのパンデミック以降、単年での10億ドル作品としては最多であり、標準料金とプレミアム料金のチケット価格上昇が興行収入を押し上げているなかでも、2019年の興行水準への回帰をなお模索する業界にとって前向きな兆候である。 ユニバーサルの『The Odyssey』は日曜日時点で世界興収9億1200万ドルに達しており、少なくとも9月半ばまでは上映が続く見通しである。一方、アナリストはワーナー・ブラザースの『Dune: Part Three』とディズニーおよびマーベルの『Avengers: Doomsday』も今年後半に加わる可能性があるとみている。月曜日時点で米国内興行収入は62億ドルとなり、市場は7年ぶりに100億ドルを超えるペースにあるものの、なお2019年を11%下回っている。EntTelligenceによると、Imax、Dolby Cinemas、ScreenX、4DXといったプレミアム・ラージ・フォーマット上映が実績の下支えに寄与しており、2025年の米国内チケット販売に占めるこれらのフォーマットの比率は16%と、2024年の15%、2023年の13.8%から上昇した。

用語解説
  • プレミアム・ラージ・フォーマット上映: ImaxやDolbyのように、映像、音響、座席の体験を強化した上映形態で、通常はチケット価格が高い。
  • 世界興行収入: 国内市場と海外市場を含む、世界の劇場での映画のチケット売上高の合計。
  • 米国内興行収入: 米国とカナダで生み出されたチケット売上高。