Claude AI、11年のロックアウト後に5 BTCの回復を支援

2026年5月13〜14日ごろに報じられたこの回復では、AnthropicのClaudeが古いコンピュータのファイルを分析し、btcrecoverのバグを発見して、3.5兆回の失敗の末にウォレットをアンロックした。

BTC

要約

@cprkrnとして知られる仮想通貨ユーザーが、10年以上にわたるロックアウトの後、約40万ドル相当の5 BTCを回復した。修正につながる診断作業を行ったのはAnthropicのClaude AIであった。回復は2026年5月13〜14日ごろに起き、この話はX、Tom's Hardware、Bitcoin Foundationで急速に広まった。Claudeはビットコインの暗号技術を破ったわけでも、シードフレーズを解読したわけでも、ウォレットをリモートで総当たり攻撃したわけでもない。代わりに、@cprkrnの古いコンピュータ内のファイルを分析し、2019年12月の暗号化されたウォレットバックアップを見つけ、@cprkrnが長年使っていたオープンソースの回復ツールbtcrecoverのバグを特定した。このソフトウェアは、共有鍵とパスワードの組み合わせ方の不具合により、すでに3.5兆通りのパスワード組み合わせを試しても成功していなかった。そのバグが修正されると、正しいパスワードの組み合わせが機能し、11年にわたる試行の末にウォレットが開いた。この出来事は、古いノートPCとウォレットファイルに関する警告として受け止められているが、ビットコイン自体のシステム上の弱点とはみなされていない。

用語解説
  • btcrecover: パスワードの組み合わせを試すために使われるオープンソースのウォレット回復ソフトウェア。
  • encrypted wallet backup: 仮想通貨ウォレットのアクセスデータを保存できる保護されたバックアップファイル。
  • hardware wallet: より強力な保護のために仮想通貨の鍵をオフラインで保管するデバイス。