ブリッジウォーター創業者のダリオ氏は、ビットコインは自身のハードマネーの枠組みに合致するとしながらも、保有は小規模にとどめていると述べた。一方で、債務、不平等、地政学的緊張、AIバブルが広範な金融秩序を脅かしていると警告した。
ブリッジウォーター創業者のレイ・ダリオ氏は、自身の個人ポートフォリオの約1%をビットコインで保有していると述べ、より安全なハードマネー資産としては引き続き金を選好している。あわせて、経済・金融リスクが高まる局面に備え、投資家は分散を図るべきだと促した。投資家は、インフレ、財政的な圧力、世界の金融システムの潜在的な混乱への備えとして、ビットコインや金を含む、発行できない資産にポートフォリオの5%から15%を配分することを検討すべきだとした。 ダリオ氏は、市場で深刻なAI主導のバブルが形成されつつあるとし、高水準の債務、所得格差、地政学的緊張が経済秩序に圧力をかけていると主張した。また、ビットコインには課税、制限、政府による統制の可能性に加え、プライバシー上の懸念や量子コンピューティングのような技術的リスクもあり、金に比べて慎重に見ている理由があると改めて述べた。金は、その長い歴史と、単に他者の負債にすぎないわけではない有形資産であることから、より確立された逃避先であるとした。