韓国の製造業購買担当者景気指数(PMI)は2026年7月に53.1となり、6月の52.1から上昇した。景況拡大と縮小の分岐点である50を上回るのは8カ月連続である。S&Pグローバルによると、生産と新規受注はいずれも加速し、特に半導体と自動車部門が堅調だった。また、新規輸出受注は3カ月ぶりに増加へ転じ、2021年4月以来の高い伸びを記録した。このデータは、4〜6月期の季節調整済み実質GDPが前期比0.6%増となるなど、アジア4位の経済大国である韓国で産業活動の勢いが改善している兆候を補強するものである。建設投資の減少は堅調な半導体輸出によって相殺された。6月の鉱工業生産も市場予想を上回り、回復基調を裏付けた。一方で、内需の弱さ、世界的な金融引き締め、中国経済の減速を巡る根強い懸念が引き続き見通しの重しとなっている。