中国主導のBaaS標準、ISOのプロジェクト承認を取得

中国主導のBaaS標準、ISOのプロジェクト承認を取得

ドイツ、英国、アイルランド、日本、ポルトガル、ウガンダが、断片化の抑制と異なるプラットフォーム間の互換性向上を目指す枠組みの策定作業に参加する。

ファクトチェック
個々の具体的な主張要素はすべて、発信元の一次情報源であるCCTV News(中国国営放送)で確認されており、複数の中国主要金融・国営メディア(Securities Times、中国証券報、Sina Finance)および英語圏の仮想通貨メディアによって裏付けられている。参加国の正確な内訳(ドイツ、英国、アイルランド、日本、ポルトガル、ウガンダ)と、「世界で10万件超のBaaSプロジェクト」という数字も、いずれも主張と正確に一致する。報道は、最終的に公表された規格ではなく、ISOプロジェクトの承認(立項/新規プロジェクト登録)について説明しており、これは「ISOプロジェクトの承認を獲得した」という主張の文言と整合的である。
要約

中国主導のブロックチェーン・アズ・ア・サービスに関する国際標準が、国際標準化機構(ISO)で新規プロジェクトとして承認された。ドイツ、英国、アイルランド、日本、ポルトガル、ウガンダもこのプロセスに参加する。この取り組みは、インフラ、ネットワークの構築・運用、サービス管理、スマートコントラクト、データの相互運用性とセキュリティについて技術要件を定めることを目的としている。BaaSは、企業が自前でインフラを構築・維持することなく、クラウドベースのサービスを通じてブロックチェーンを利用できる仕組みであり、提案されている枠組みはベンダーと利用者に共通の参照基準を与える狙いがある。プロジェクトはまだ初期段階で、完了時期は発表されていないが、仮想通貨の枠を超えてサプライチェーン追跡、デジタルID、金融サービス、政府向けアプリケーションへと技術が広がる中、断片化の抑制、相互運用性の向上、ブロックチェーンサービスを評価する企業へのより明確な指針の提供につながる可能性がある。

用語解説
  • blockchain-as-a-service: 組織が自ら運用することなく、ブロックチェーン基盤を利用できるクラウドベースのモデル。
  • smart contracts: ブロックチェーン上で、あらかじめ設定された条件を満たすと自動実行されるコード。
  • interoperability: 異なるシステムやプラットフォームがデータを交換し、連携して動作できる能力。