
トレーダーは来週のマレーシア・パーム油委員会の報告を前に慎重姿勢を維持したが、7月の輸出増加、インドの輸入が10カ月ぶり高水準となったこと、中国の底堅い貿易統計が相場を小幅な週間上昇に向かわせた。
マレーシアのパーム油先物取引は1トン当たり4,700リンギ未満で推移し、大連のパームオレインとシカゴの大豆油の軟調が来週のマレーシア・パーム油委員会の報告を前にセンチメントを圧迫し、足元の下落基調が続いた。ロイター調査では、季節的な生産増が需要を上回ったことで7月の在庫が5カ月ぶり高水準に達したことが示されたが、市場はなお週間で約0.5%の上昇に向かっていた。下支え材料としては、7月のマレーシア輸出見通しが6月比12.1%増から19.5%増となったこと、インドの輸入が製油業者による祝祭期需要前の積み増しで10カ月ぶり高水準となったこと、さらに中国の7月貿易統計が成長鈍化にもかかわらず輸出入の底堅さを示したことが挙げられた。