
ブレント原油価格の下落、インド準備銀行の介入、資本流入が、中銀の政策決定を前にルピーを支えた。エコノミストの大勢は金利据え置きを見込んでいる。
インド・ルピーは1ドル=95付近まで上昇し、4週間ぶりの高値を付けた。ブレント原油が最近の102ドル近辺の高値から78.80ドルまで下落し、米国とイランの協議進展の兆しを受けて、インドの原油輸入負担への圧力が和らいだことが背景である。インド準備銀行による継続的な介入と、6月に発表された措置に伴う堅調な資本流入も通貨を下支えした。投資家はRBIの政策決定を見極めており、成長、インフレ、西アジア紛争、モンスーン見通しを巡る不確実性の低下により、サプライズの余地は限られるとして、エコノミストの大勢は金利据え置きを予想している。過去4週間でUSD/INRは0.36%下落したが、前年同時期比ではなお8.31%高い。