メイバンク、エイジアスのEtiqa持ち分30.95%を48億3000万リンギットで取得へ

メイバンク、エイジアスのEtiqa持ち分30.95%を48億3000万リンギットで取得へ

この買収により、マレーシア中銀の承認を条件にメイバンクはEtiqaを完全子会社化することになり、2026年の完了が見込まれている。

ファクトチェック
2026年8月3日付のGlobeNewswire経由のAgeas公式プレスリリースは、この主張の具体的要素をすべて確認している。すなわち、30.95%の持分、JVパートナーであるMaybankへの11億ユーロでの売却、2026年中の完了見込み、ソルベンシーII比率の25パーセントポイント上昇、ならびに税引後の純資本利益が4億5000万ユーロと見積もられている点である。これは、この発表を行った主体による権威ある一次情報源である。
    参考1
要約

マレーシア最大の銀行であるMalayan Banking Bhd(メイバンク)は、ベルギーの保険会社エイジアスが保有するMaybank Ageas Holdings Bhdの30.95%持ち分を約48億3000万リンギット(12億ドル)で取得することで合意し、Etiqaの完全保有に向けて前進した。メイバンクはすでにこの東南アジアの保険会社の約69%を保有しており、取引完了後は、マレーシア中銀の承認を条件に100%支配することになる。事情に詳しい関係者によると、この取引によるEtiqaの評価額は約40億ドルで、2026年に完了する見通しである。エイジアスは、税引き後の純キャピタルゲインとして約4億5000万ユーロ(5億1900万ドル)を計上する見込みだとした一方、メイバンクは、この買収が東南アジア全域における保険・タカフル事業の次の成長段階を支えると述べた。価格は、提案されている8億リンギットの配当を調整後、PBR 1.98倍、PER 15.3倍を反映しており、この配当ではエイジアスに2億4800万リンギット、メイバンクに5億5200万リンギットが支払われる。Etiqaはマレーシア、シンガポール、フィリピン、インドネシア、カンボジアで事業を展開しており、この買収はメイバンクの利益、自己資本利益率、資本管理効率を押し上げると見込まれている。

用語解説
  • 株価純資産倍率(PBR): 企業の株価を会計上の簿価純資産と比較するバリュエーション指標。
  • タカフル: シャリア原則に適合するよう設計されたイスラム保険。
  • 自己資本利益率(ROE): 企業が株主資本1単位当たりでどれだけ利益を生み出すかを示す指標。