新造機や交換部品の供給不足でアフターマーケット向けサービスと再利用可能部品の需要が高まる中、この取引によりオリックスは航空機整備と部品再利用事業に参入する。
オリックスは、航空機リース子会社を通じて英国拠点のAerFinの全株式を取得すると発表した。負債を含む取引額は約1000億円、約6億3700万ドルである。規制当局の承認を前提に2026年末までの完了を見込む今回の買収により、オリックスは航空機部品やエンジンの再利用を軸とする整備・部品供給分野へと事業を拡大し、航空機リースの枠を超える。2010年設立のAerFinは、航空機、エンジン、部品の販売、リース、修理を手がけ、航空機取得、解体、部品流通にまたがる機能を通じて世界600超の顧客にサービスを提供している。オリックスは、航空需要の回復や新造機・交換部品の不足、サプライチェーンの混乱を背景に航空アフターマーケットの重要性が高まる中、今回の統合により航空機資産のライフサイクル全体で価値最大化を図るとしている。