JPモルガンのストラテジスト、S&P500は12カ月で約10%上昇すると予想

クライティ・グプタ氏は、米国の根強いインフレが強気相場の妨げになる可能性は低く、経済成長と人工知能への力強い需要が一段の上昇を支えるとの見方を示した。

要約

JPモルガンは、同社の有力ストラテジストの1人が米国のインフレを「ジェットコースター」と表現する中でも、S&P500は上昇を続けるとみている。JPモルガン・プライベートバンクのエグゼクティブ・ディレクター兼グローバル投資ストラテジストであるクライティ・グプタ氏は、インフレだけでは市場の長期的な上昇基調を終わらせるには不十分だとし、指標となる同指数は今後12カ月で約10%上昇し、来年半ばまでに約8,200に達すると予想した。グプタ氏は、上昇相場を支える主な柱は依然として損なわれていないと述べ、米国経済の継続的な拡大と人工知能への力強い需要が、企業や投資家の信頼感を下支えしていると指摘した。また、米国株は今年も2桁のリターンを維持するとの見通しを示した。

用語解説
  • S&P 500: 米国の大型企業500社で構成される指標指数
  • artificial intelligence: 人間のような作業を実行するよう設計されたコンピューターシステム