
借入コストの上昇で住宅ローン需要が一段と弱まり、住宅購入向け・借り換え向けの活動はいずれも数カ月ぶりの低水準となった。
米国の住宅ローン借入コストは先週、1年ぶりの高水準に上昇し、もともと低迷していた住宅市場の需要をさらに冷やした。水曜日に公表されたデータによると、7月31日までの週の30年固定住宅ローン金利の平均は5ベーシスポイント上昇し、6.81%となった。この上昇は、イラン戦争の勃発直前にあたる2月下旬に付けた低水準の後に起きたもので、その後はエネルギー価格の上昇とインフレ懸念の再燃が金利上昇を後押しした。 借入コストの上昇はローン需要の重しとなった。全米抵当貸付銀行協会(MBA)の住宅購入向け申請指数は前週比3.6%低下し、5カ月ぶりの低水準となった。一方、借り換え指数は1.9%低下し、2025年半ば以来の低水準となった。