スウェーデンのPMI統計、2026年7月のサービス業と総合活動の減速を示す

サービス業の伸びは6月のピークから鈍化し、雇用は年初来の新たな低水準に低下、コスト圧力も大幅に緩和した。一方、総合指数も7カ月ぶりの高水準から低下した。

要約

スウェーデンのサービス業PMIは2026年7月に54.2となり、6月の改定値56.5から低下した。2025年11月以来の高水準だった前月の後に反落したものの、年初7カ月平均の53.7は上回った。減速は広範に及び、納入期間、新規受注、事業活動量はいずれも弱含んだ一方、雇用指数は47.7から45.9へ低下し、年初来の新たな低水準となった。コスト圧力は引き続き大きく緩和し、原材料・中間財価格指数は75.1から65.5へ低下した。過去2カ月で17ポイントの下落となり、同指数の21年の歴史で最大の下げ幅を記録した。スウェーデンの総合PMIも7月に54.7へ低下し、6月の7カ月ぶり高水準56.9から反落した。これにより、民間部門の活動は拡大圏を維持したものの、前月の力強い伸びの後で勢いを失ったことが示された。

用語解説
  • サービス業PMI: サービス部門の景況感を追跡する調査ベースの指標。
  • 総合PMI: 製造業とサービス業の調査データを集計した民間部門活動の総合指標。
  • 原材料・中間財価格指数: 生産やサービス提供に用いられる投入財の支払い価格に基づくコスト圧力の指標。