InfraRed、米国の鉄道物流プラットフォームRMGの過半数株式を取得

Northborne Partnersは、農産物輸出物流プラットフォームの過半数取得を先に発表していたInfraRedによる戦略的投資について、Rail Modal Groupのアドバイザーを務め、取引の詳細を付け加えた。

要約

InfraRed Capital Partnersは、自社のバリューアッド型ファンドの1つが、農業関連荷主などに注力する米国内陸インターモーダル鉄道ターミナルおよび輸出物流プラットフォームであるRail Modal Groupの過半数株式を取得したと発表した。またNorthborne Partnersは、この取引においてRMGの独占的な財務アドバイザーを務めたと述べた。RMGの創業者兼最高経営責任者(CEO)であるGreg Obertingは引き続き出資を維持し、今後も事業を率いる。両社は、RMGの既存ターミナルにおける処理能力とレジリエンスの拡大、サービス能力の拡充、追加拠点の開発に向けて、さらに投資する計画だとしているが、財務条件は開示されなかった。2018年設立のRMGは、米国中西部および平原地帯で4つの大規模な内陸ターミナルを運営し、顧客を北米のクラスI鉄道ネットワークおよび米国の主要ゲートウェー港に接続している。同プラットフォームは、生産者から海外の港まで貨物を輸送するコンテナ化輸出サービスを提供しており、米国西海岸のコンテナ港での岸壁直結サービスを伴う100両超のフル編成ユニットトレインも含まれる。InfraRedによると、RMGは創業以来1,200本超のユニットトレインを輸送しており、これは約2億トラックマイルに相当する。Northborneは同社について、米国最大級の民間内陸インターモーダルターミナル網の1つと説明し、この案件は過去5年間で17件目の鉄道関連取引の成約案件になったと述べた。この取引は、米国の農業サプライチェーンに結び付いた物流インフラに対する投資家の継続的な関心を浮き彫りにしている。この分野では、生産拠点が海上ターミナルや主要な内陸インターモーダル拠点から離れた場所にあることが多い。

用語解説
  • インターモーダル: 鉄道や海上輸送など、複数の輸送手段を単一の物流チェーン内で組み合わせる貨物輸送。
  • コンテナ化輸出: 荷役と輸送の効率化のため、標準化された貨物コンテナで運ばれる輸出貨物。
  • ユニットトレイン: 単一の貨物流動向けに編成され、出発地から目的地まで大量輸送を直接行う列車。