SNEリサーチによると、2026年上期のEV向け電池需要は20%増加したが、中国サプライヤーがその主導権を一段と拡大した。一方、ESS出荷は71%増加し、北米と欧州で韓国メーカーにとってより高成長の販路となった。
SNEリサーチによると、2026年上期の世界のリチウムイオン電池ESS出荷は前年同期比71%増の461.3GWhとなり、中国以外では北米、欧州、その他市場がけん引した。一方、BEV、PHEV、HEV向けを合わせた世界のEV電池使用量は20.0%増の608.5GWhとなったが、その増加分の大半は中国サプライヤーが取り込んだ。CATLとBYDはEV電池使用量の54.3%を占め、CATLはESS出荷でも首位だった。LGエナジーソリューションはESSで最も高い成長を記録し、サムスンSDIはデータセンター関連の需要を積み増したことで、韓国メーカーはESS、UPS、BBU販売を通じてEVの低調な勢いを補った。ただし、EV市場シェアはなお低下し、収益性は一部で米国のAMPC支援にも依存していた。