Bybit、Peter Loo氏を最高法務・コンプライアンス責任者に任命

Bybit、Peter Loo氏を最高法務・コンプライアンス責任者に任命

元VARA法務顧問兼セクター開発責任者が、Bybitの法務・コンプライアンス戦略を統括する。Bybitはドバイでの完全な事業運営体制の確立と、より広範な規制対応の拡大を目指している。

ファクトチェック
PR Newswireを通じて配信されたBybitの公式プレスリリース(2026年8月3日)は、Peter Looが最高法務・コンプライアンス責任者に就任したこと、またそれ以前にドバイのVARAで法務顧問兼セクター開発責任者を務めていたことを直接確認しており、この主張と正確に一致する。Crypto BriefingとFinanceFeedsも、主張で述べられているドバイおよび規制拡大の文脈を含め、同じ事実を独自に裏付けている。
要約

BybitはPeter Loo氏を最高法務・コンプライアンス責任者に任命し、元ドバイ規制当局幹部である同氏に、同取引所のグローバルな法務・規制・コンプライアンス戦略を担わせる。Loo氏はこれまで、ドバイのVirtual Assets Regulatory Authorityで法務顧問兼セクター開発責任者を務め、同首長国の暗号資産向け枠組みの策定を支援したほか、それ以前にはBarclays CapitalやAmber Groupで上級職を歴任した。Bybitは、取引量ベースで世界第2位の取引所であり、8,000万人超のアクティブユーザーを抱え、本社をドバイに置くとしている。2024年9月にはVARAから暫定的なVirtual Asset Service Provider licenseを取得した。今回の人事は、その暫定承認をドバイでの完全な事業運営体制へと移行させるとともに、同社が取引に加えて決済、カストディ、資産運用へと事業を拡大する中で、他の法域におけるコンプライアンス基盤を強化する狙いを示している。

用語解説
  • Virtual Asset Service Provider license: 特定の法域において、仮想通貨関連企業が暗号資産に関わるサービスを提供することを認める規制上の承認。
  • custody: デジタルトークンを含む顧客資産を、顧客に代わって保管・管理すること。
  • Virtual Assets Regulatory Authority: 暗号資産および関連サービスを扱う事業者を監督するドバイの規制当局。