
財務省は第3四半期の借り入れ見積もりを7390億ドルに引き上げた。銀行準備預金が776億ドル減少し、現金残高が増加したことで、市場の焦点は水曜日の定例借り換えの詳細と8月5日の資金調達計画に集まっている。
米財務省は、第3四半期の借り入れ見積もりを7390億ドルに引き上げた。予想を下回るキャッシュフローが期初現金残高の増加で一部しか相殺されなかったためで、5月時点の予測を680億ドル上回った。 この高い期初残高を除くと、借り入れ需要は5月見積もりを870億ドル上回った。財務省はまた、第4四半期の借り入れを6280億ドルと見込み、9月の現金残高を9500億ドル、年末の財務省一般勘定残高を8500億ドルと予測した。 これとは別に、米国の銀行準備預金は776億ドル減少する一方、財務省の現金残高は大幅に増加した。こうした組み合わせは金融システムから流動性を吸い上げる可能性がある。 市場は、水曜日の定例借り換え発表で入札規模と長期債発行ガイダンスの変更の有無を見極めるとともに、8月5日の資金調達計画で新規借り入れが準備預金への圧力を強める兆候が示されるかに注目している。 準備預金の減少は財務省の現金移動だけでは一部しか説明できず、他の要因も寄与したことが示された。