CircleによるIBMのブロックチェーン特許大量取得で、エコシステム内の訴訟リスクに懸念

CircleによるIBMのブロックチェーン特許大量取得で、エコシステム内の訴訟リスクに懸念

Circleは、IBMの特許買収がインターネットネイティブな金融インフラの前進につながるとしたが、アナリストはポートフォリオの価値に疑問を呈し、競合他社やスタートアップに対して利用される可能性があると警告した。

ファクトチェック
Circleの公式プレスリリースは、IBMのブロックチェーン特許取得と、オンチェーン/インターネットネイティブな金融インフラに関するその位置づけを確認している。Fortuneは、CEOのJeremy Allaireがこの取引について「世界のインターネットネイティブ金融を支えるインフラを前進させる」と述べたことを正確に伝えており、Fortuneとcrypto.newsはいずれも、IBMのブロックチェーン戦略が失敗に終わったことを踏まえてポートフォリオの価値を疑問視するアナリストの懸念と、訴訟やライセンス供与を通じて競合他社やスタートアップに対抗するために使われる可能性があるという警告を示している。この主張の各要素は、一次情報と信頼できる二次情報源によって直接裏づけられている。
要約

Circleは、IBMからブロックチェーン関連特許を約1,000件取得したことで、グローバルなインターネットネイティブ金融インフラの前進に役立つと述べ、発表後に同社株は約2%上昇した。それでも、このポートフォリオの実用的価値は限定的ではないかとの精査を招いており、アナリストはIBM自身のブロックチェーン事業の崩壊を指摘しつつ、これらの特許は実質的に意味のある技術革新というより、出願戦略を反映したものかもしれないと主張した。批判派はさらに、この知的財産が競合他社への提訴、ライセンス料の徴収、スタートアップへの圧力、さらには特許トロール企業への移転を通じた強硬な権利行使に使われる可能性があると警告した。

用語解説
  • ライセンス料: 知的財産を合法的に使用する権利の対価として支払われる料金。
  • 特許トロール企業: 主に和解金やライセンス料の支払いを求めるために特許を取得し、自らは製品を開発しない企業。
  • インターネットネイティブ金融インフラ: インターネットベースのデジタルネットワーク上で直接機能するよう設計された金融システム。