テザー(USDT)、2026年第2四半期の純営業利益15億ドルを報告 予備準備金のバッファーは縮小

テザー(USDT)、2026年第2四半期の純営業利益15億ドルを報告 予備準備金のバッファーは縮小

USDT発行体は、6月30日時点で資産が負債を41.1億ドル上回ったとした一方、流通残高は約1846億ドルに増加し、準備資産には146メートルトン超の金と98,933 BTCが含まれていたと述べた。

BTC
USDT

ファクトチェック
Tether.ioの公式発表およびテザー(USDT)の公式X投稿はいずれも、この主張の中核となる数値を正確に確認している。具体的には、2026年第2四半期におけるXAU₮投資家保有量の9.5%増、販売済み供給量612,823.66 XAU₮(559,598.64から増加)、53,225.02トークンの増加(現物金約1.66トンに相当)、そして金地金価格の下落にもかかわらず需要が継続したこと、である。Odailyのニュースフラッシュも同じ数値を独立に裏付けている。主張の主要な要素はすべて一次情報源によって直接支持されている。
要約

テザー(USDT)は2026年第2四半期に15億ドルの純営業利益を計上した。第1四半期の10.4億ドルから増加した。これは、主として米国債とレポ取引にUSDTの裏付け資産を投資する同社の運用が、高止まりする金利の恩恵を引き続き受けたためである。7月31日に公表されたBDOの保証報告によると、6月30日時点の資産は1877.5億ドル、負債は1836.4億ドルで、超過準備金バッファーは41.1億ドルとなり、3カ月前の82.3億ドルから縮小した。流通するUSDTは約1846億ドルに達し、テザー(USDT)は約3120億ドルに縮小したステーブルコイン市場の60%超を占めた。同社はまた、146メートルトン超の現物金と98,933 BTCを保有していると報告した。これらの数値はテザー(USDT)の収益力を浮き彫りにしたが、準備金クッションの縮小と完全な監査が行われていない点は、機関投資家の取引相手にとって引き続き主要な精査対象である。

用語解説
  • ステーブルコイン市場: 通常は準備資産の裏付けなどの仕組みによって価値を安定的に維持するよう設計されたデジタルトークンの分野。
  • レポ取引: 証券を売却し、後に買い戻すことを約して行う短期取引で、低リスクのキャッシュ管理によく用いられる。
  • 保証報告: 公認会計士が選定された財務情報をレビューするもので、完全な監査より対象範囲が限定される。