2026年8月1日の値上げは、メモリーとストレージのコスト急騰を受け、1年足らずで2度目のXbox値上げとなる。需要の触媒としてGrand Theft Auto VIも控えている。
マイクロソフトは2026年8月1日から世界各市場でXbox本体の価格を引き上げる。メモリーとストレージのコストが大幅に上昇する中、特に大きな値上げ幅となるのは英国と欧州である。米国では、512GBのXbox Series Sが100ドル値上がりして499.99ドル、1TBのSeries Sが150ドル上昇して599.99ドルとなる。一方、1TBのSeries Xデジタル版とディスク版はそれぞれ749.99ドル、799.99ドルに引き上げられる。マイクロソフトは2TBのXboxモデルも販売終了とした。 値上げ幅は欧州でより大きい。英国では、512GBのSeries Sが299.99ポンドから429.99ポンドへ43%上昇し、1TBのSeries Sは349.99ポンドから519.99ポンドに上昇、1TBのSeries Xデジタル版は449.99ポンドから619.99ポンドになる。最大の上げ幅となるのはディスクドライブ搭載の1TB Series Xで、449.99ポンドから669.99ポンドへ48%上昇する。ユーロ建て価格も大幅に上昇し、512GBのSeries Sは349.99ユーロから499.99ユーロ、ディスク搭載の1TB Series Xは599.99ユーロから799.99ユーロとなる。 マイクロソフトによると、メモリーおよびストレージ部品のコストはここ数カ月で2.5倍超に上昇しており、2027年秋までにさらに倍増する可能性がある。アナリストは、消費者向け電子機器全般でAI主導のメモリー逼迫も進んでいると指摘しており、データセンターが本来ゲーム機のような機器向けに回るはずの供給を吸収する中で、DRAM価格が急騰しているという。今回の変更は11月19日のGrand Theft Auto VI発売を前に実施されるもので、ハードウェアコストの上昇に直面するマイクロソフトとソニーにとって、需要が試されるとみられている。ソニーは3月にPlayStation 5の価格を100ドル引き上げ、米国の小売価格は649.99ドルとなった。