
ホルムズ海峡を巡る緊張再燃で原油が持ち直し、指標利回りは2.78%前後まで上昇した。一方、9月の日銀利上げの可能性を前に、弱い家計支出が需要の鈍さを浮き彫りにした。
日本の指標である10年物JGB利回りは金曜日、2.78%前後まで上昇し、2営業日続いた低下に歯止めがかかった。ホルムズ海峡を巡る緊張再燃に伴う原油価格の反発が、インフレと金利見通しへの懸念を再び強めたためである。この動きに先立ち、原油安と米国債利回りの低下が物価圧力を和らげたことを受けて、債券はそれまで上昇していた。最新統計では6月の家計支出が3.3%減少し、1%増を見込んでいた予想に反したことが示され、投資家が9月の日銀利上げの可能性を見極める中でも、消費需要の弱さが浮き彫りとなった。7月の金融政策決定会合の議事要旨では、企業による値上げの広がりを背景に、複数の委員が消費者物価の上昇が年度後半に大幅に加速すると見込んでいることが示された。