ニューヨーク大学の同教授は、最大手プレーヤーはキャッシュフローとバランスシートの強さに守られている一方で、メタ、アルファベット、マイクロソフトではAI投下資本のリターンが低下していると述べた。
アスワス・ダモダラン氏は、AI分野で再編が起きた場合、最も大きな打撃を受けるのは同セクターの最大手ではなく小規模企業になる可能性が高いと警告した。同氏は、最大手企業はリターンが弱まっても圧力を吸収できるだけの財務基盤を備えていると主張した。ウォール街の「バリュエーションの学長」として知られるニューヨーク大学の同教授は、マグニフィセント・セブンは景気後退をしのぐだけのキャッシュフローとバランスシートの強さを持つ一方、小規模な競合には同様の防御力がないと述べた。また、ビッグテックでは資本支出がリターンを先行しており、メタ、アルファベット、マイクロソフトではAI投下資本のリターン低下が見られる例として挙げた。同氏の見方は、AI支出が回収を上回る状況が続けば、市場が調整する局面で財務基盤の弱い企業が最も強い圧力に直面する可能性を示唆している。