アプトスのメインネットでConfidential APTが始動、選択的プライバシー用途に対応

アプトスのメインネットでConfidential APTが始動、選択的プライバシー用途に対応

この任意のプライバシーレイヤーは、ウォレットアドレスを可視のまま維持しつつ、APT残高と送金額を隠し、企業間決済、財務、コンプライアンスに配慮が必要な業務用途を対象とする。

APT

ファクトチェック
公式の@Aptosアカウント(entityのofficial_x_accountsと一致)は、「Confidential APT is live on Aptos mainnet」と直接確認しており、コンプライアンス対応のユースケース(給与支払い、財務、B2B)向けのオプトイン型機密性、可視のアドレス、暗号化された金額、ZK証明による検証を備えるとしている。これは、アドレスの可視性を維持しつつ、残高や送金額を隠す任意のプライバシーレイヤーであり、エンタープライズおよびコンプライアンス用途を想定するという当該主張の説明と一致する。この点は、CoinNessおよびEverstakeの二次報道によっても裏付けられている。
要約

アプトスはメインネットでConfidential APTを開始し、APT取引向けに任意のプライバシーレイヤーを追加した。これにより、送信者と受信者のアドレスをオンチェーンで可視のまま維持しつつ、トークン残高と送金額を秘匿できる。この機能は、基礎となる数値を明かすことなく非公開取引を検証するためにゼロ知識証明を用いており、必要に応じて監査人、規制当局、取引先、社内財務チームと詳細を共有できる選択的開示も備える。アプトスはこのツールを、給与支払い、財務業務、企業間送金、企業間決済といった企業向け用途に位置付けている。企業が残高や支払額を公開せずにブロックチェーンベースの決済を利用したい場面を想定しているためである。この展開はアプトスの企業志向のストーリーを強化するが、ネイティブトークンの明確な押し上げにはまだつながっておらず、記事執筆時点でAPTは1時間足で0.58ドル近辺を一時試した後、0.573ドル前後で取引されていた。

用語解説
  • ゼロ知識証明: 取引の背後にある非公開データを明かすことなく、その取引が有効であると検証できる暗号技術。
  • メインネット: 実際の取引が処理される稼働中の公開ブロックチェーンネットワーク。
  • 選択的開示: 取引の詳細を、承認された特定の相手に対してのみ開示できるプライバシー機能。