一部現金選択肢付きの全株式による提案により、プロロジスの欧州事業基盤は47%拡大し、運用資産約2690億ドルの統合プラットフォームが誕生する見通しである。
プロロジスは、SEGROの取締役会と、発行済みおよび今後発行予定の普通株式資本全体を約188億ドルと評価する推奨買収で合意したと発表した。これは、この米国の倉庫保有・開発会社の欧州事業における大幅な拡大を意味する。この取引により、両社のポートフォリオは運用資産約2690億ドルのプラットフォームに統合され、欧州の稼働ポートフォリオは3億6800万平方フィートとなる。さらに、プロロジスの欧州事業基盤は47%拡大し、欧州の開発パイプラインは1300万平方フィートの統合基盤となるほか、欧州の土地バンクは126%増加する。 条件によれば、SEGRO株主はSEGRO株1株につき新たなプロロジス株0.0920株を受け取る。また、総現金額の上限約35億ポンドを条件として、一部現金選択肢により、その対価の一部または全部について現金を選択することもできる。各株主の基本受取権は、SEGRO株1株当たり1031.7ペンスの固定価格の25%に相当し、基本受取権のみを選択する保有者は、SEGRO株1株につき現金258ペンスと新たなプロロジス株0.0690株を受け取ることになる。SEGRO株主はまた、1株当たり最大10.14ペンスの2026年中間配当および1株当たり最大22.56ペンスの2026年期末配当を受け取り、保持する権利も有する。SEGROはこれらを完了前に支払う意向である。 プロロジスは、この統合により長期的な利益成長とリターンの可能性が改善すると見込んでいると述べた。完了後の最初の通期において、年換算のランレート・シナジーを前提とすると、1株当たりCore FFOおよび1株当たりAFFOへの影響は、おおむね中立からごく小幅な希薄化にとどまると見込んでいるという。さらに同社は、ムーディーズおよびS&PによるA2/Aの信用格付けを維持できると予想しているとした。この取引は、SEGRO株主の承認、スキームに対する裁判所の認可、規制当局の承認、その他通常の完了条件を前提として、2027年上期に完了する見通しである。プロロジス株主による承認は不要であり、プロロジスは完了条件の一つとして、自社株のロンドン証券取引所へのセカンダリー・リスティングを申請する予定である。