HCLTech、2025年12月に発表したHPEテレコムソリューションズ事業の買収を完了

今回の買収により39カ国で約1400人のエンジニアが加わり、通信サービスプロバイダーによるAI主導のネットワーク近代化投資が進む中、HCLTechの通信ポートフォリオを拡大する。

要約

HCLTechは、2025年12月に初めて発表したHPEのテレコムソリューションズ事業の買収を完了したと発表した。これは、2024年にHPEのCommunications Technology Groupを統合した後の同社の通信事業拡大に続く動きである。同社によると、この買収は、通信サービスプロバイダーがAI主導のネットワーク変革、次世代インフラ、自律運用への支出を拡大する中で、同社のAIとエンジニアリングを軸とする提供サービスを強化するものとなる。HCLTechによると、この統合により、CTGとテレコムソリューションズの専門知識、人材、知的財産、ソリューションが、同社のエンジニアリング、AI、マネージドサービスの能力に加わり、30年以上にわたる通信業界での経験と併せて活用される。今回の買収により、HCLTechの展開地域は日本を含む北米、中南米、欧州、アジア太平洋に広がり、OSS、HSS、5G SDM、顧客体験、ネットワーク機能と仮想化、メディアと動画、産業IoT、データインテリジェンス、BSS、SMO、デジタルツイン、eSIMツールにまたがる通信分野の能力も拡充する。HCLTechはまた、この買収により39カ国で約1400人のエンジニアと通信分野の専門人材が加わり、日本、スペイン、ルーマニア、イタリア、インド、中南米におけるニアショア提供体制が強化されると述べた。

用語解説
  • OSS: 通信ネットワークの運用と監視に用いられる運用支援システム。
  • HSS: モバイル加入者情報を保存する中核データベースであるHome Subscriber Server。
  • 5G SDM: 5Gサービス向けの顧客データを管理する加入者データ管理システム。