
この現金取引により、Airtableの評価額は2021年のピークを大きく下回る水準となり、ベンディング・スプーンズは拡大するポートフォリオに大規模なノーコードソフトウェア基盤を加えることになる。
ベンディング・スプーンズは、Airtableを現金12億8500万ドルで買収することで合意した。この評価額は、Airtableが2021年に付けた117億ドルのピークからの大幅な見直しを示すものである。Airtableのネットキャッシュを含めると、この全額現金取引が示す株式価値はおよそ22億5000万ドルとなる。Airtableはフォーチュン100企業の80%を含む50万超の組織にサービスを提供しており、年間経常収益は約4億8000万ドルで、前年比20%超で成長している。2012年創業の同社は、コードを書かずにチームがワークフローを構築できるスプレッドシート風のインターフェースとデータベース機能を備えた、ノーコードおよびローコードのソフトウェア市場に位置している。2026年7月1日にナスダックへ上場し、IPOで約16億8000万ドルを調達したベンディング・スプーンズにとって、今回の買収は上場企業として初の買収案件となる。同社は2026年1月にAOL、3月にEventbriteも買収している。この取引はなお通常の規制当局承認を必要としており、2026年後半の完了が見込まれる。それまでは両社が独立して事業を継続する。