
米国産原油は週間で1.32%安の76.35ドル、ブレントは1.54%安の81.50ドルとなった。米国とイランのシグナルが、ホルムズ海峡の海運を巡る短期的な合意の可能性を示したためである。
原油は週末にかけて下落して取引を終えた。米国産原油は1バレル当たり76.35ドルで1.32%安、ブレントは81.50ドルで1.54%安となった。トレーダーらが、ホルムズ海峡を通る商業航行の制限なき再開に向けた進展を示す新たな兆候を見極めたためである。米当局者は、オマーンとイランの協議が進展しており、合意は近く成立する見通しだと述べた。 ワシントンは、商業航行の再開と妨げのない通航を回復する合意が発表されれば、イランの港湾に対する封鎖を解除する用意がある。ただし、米国のいかなる対応も履行状況と、イランが約束を果たすかどうかに左右される。イラン議会の国家安全保障・外交政策委員会の報道官ハッサン・カシュカビ氏は、イランとオマーンがホルムズ海峡の海運に関する了解覚書の全体的な枠組みで合意しており、最終文言と詳細は近く公表されると述べた。イランはすでに、8月6日付の海峡に関する戦略管理計画案の暫定的な詳細を公表しており、その内容には敵対的な当事者による同水路の使用禁止や、違反に対して貨物価値の最大20%の罰金を科すことが含まれていた。これは、世界の原油および液化天然ガス輸送のおよそ20%を担う要衝を巡り、市場が外交面の進展と執行条件の双方に引き続き敏感である理由を浮き彫りにしている。