米国の2026年6月の貿易赤字、輸入減少で733億ドルに縮小

米国の2026年6月の貿易赤字、輸入減少で733億ドルに縮小

輸入は1月以来初の前月比減少となり、資本財と医薬品の購入減少が主因となった。一方、原油と燃料油の輸出減少を受けて輸出総額は4カ月ぶりの低水準となり、サービス貿易が赤字幅の抑制に寄与した。

ファクトチェック
米商務省経済分析局(BEA)の公式発表は、2026年6月の米貿易赤字が733億ドルに縮小したことを確認しており、輸入の減少ペースが輸出を上回ったほか、原油と燃料油の出荷減少が財の輸出を押し下げ(Trading Economicsによれば4カ月ぶりの低水準)、サービス輸出の増加が赤字幅の抑制に寄与した。Trading Economicsの2本の報告も、これらの具体的内容をそれぞれ独立して裏付けており、この主張の各要素と一致している。
要約

米国の貿易赤字は2026年6月、5月の776億ドルから733億ドルに縮小した。輸入は73億ドル(1.8%)減の3880億ドルと、1月以来初の前月比減少となる一方、輸出は29億ドル減の3147億ドルと4カ月ぶりの低水準となった。財の輸入は、資本財と医薬品の購入減少を受けて79億ドル減の3090億ドルとなった。一方、財の輸出は、原油と燃料油の輸送減少を主因に40億ドル減の2069億ドルとなった。サービス輸出は1078億ドルに増加し、サービス輸入は790億ドルへと小幅に増加したことで、全体の赤字は6月の財貿易赤字速報値1015億ドルを大幅に下回る水準にとどまった。2026年上半期の累積貿易赤字は、前年同期の5605億ドルから3712億ドルに縮小した。

用語解説