
ギャラクシーがSEC(証券取引委員会)に提出した業績資料によると、第2四半期は暗号資産価格の下落がデータセンターの初期収入を打ち消した。一方、第3四半期にはCoreWeaveのリース収入が四半期を通じて計上されるため、契約済みAIインフラのキャッシュフローが業績を安定させられるかどうかが試されることになる。
ギャラクシー・デジタルは2026年第2四半期に8500万ドルの純損失を計上した。長期のCoreWeaveリースの下でHeliosデータセンター・キャンパスが収入計上を開始した一方で、暗号資産価格の下落が業績の重しとなった。希薄化後1株当たり利益はマイナス0.09ドルで、調整後EPSと一致した。ギャラクシーは4300万ドルの調整後粗利益と、7700万ドルの調整後EBITDA損失を計上した。セグメント別の内訳は同社の移行局面を浮き彫りにした。データセンター部門はフェーズIの立ち上がりに伴い2000万ドルの調整後粗利益と1100万ドルの調整後EBITDAを計上した一方、トレジャリー・アンド・コーポレート部門は主に暗号資産と投資ポジションの未実現損失により、4200万ドルの調整後粗損失と7800万ドルの調整後EBITDA損失を計上した。 15年契約のCoreWeave向けフェーズIリースにおけるクリティカルIT負荷133MWの全量が、四半期末までに稼働した。ギャラクシーは第3四半期から、四半期当たり約8000万ドルのリース収入と、プロジェクトレベルで90%超の調整後EBITDAマージンを見込んでおり、これにより投資家は会社が示したランレートが四半期を通じて初めて反映された四半期を見ることになる。同社はまた、Heliosプロジェクト子会社のGalaxy Helios Data Centers II LLCが、2031年償還の9.875%シニア担保付債35億700万ドルの発行を完了したと開示した。この債券はGalaxy Helios II LLCが保証し、プロジェクト資産と発行体に差し入れられた持分を担保とする。この仕組みにより、ギャラクシーが260MWのフェーズII拡張を進める中でも、開示された信用支援はプロジェクトレベルにとどまる。AIインフラ収入が同社の仮想通貨主導の利益変動を抑えられるかどうかについては、建設の遂行とCoreWeaveの履行状況が引き続き中心要因となる可能性が高い。