
撤回された42億ドルの商業権提案を不適切に扱ったとしてFIFAは謝罪した。一方、3月のジャンニ・インファンティーノ氏の再選出馬を前に、UEFAやCONCACAFなどからの批判は強まった。
FIFA指導部は、モロッコ・ラバトでの危機会合後、ジャンニ・インファンティーノ氏への「全面的な支持」を再確認した。統括団体であるFIFAはその一方で、新設されるワールドカップ商業権事業体の20%持ち分を約42億ドルで売却するという撤回済み計画における誤りについて謝罪した。FIFAによると、FIFA評議会メンバーと211の加盟協会に宛てた書簡では、関係者が手続きから排除されたと感じるべきではなかったと認め、見直しを約束した。また、マティアス・グラフストロム事務総長と経営委員会はインファンティーノ氏を支持し、同氏もまた執行部を支持した。 それでも、3月の会長選を前に反発は広がっている。UEFAはインファンティーノ氏への信頼を失ったと表明し、CONCACAFもその立場を共有した。アジアサッカー連盟は協議不足を批判し、欧州リーグ連合は、2030年ワールドカップの参加チーム数を48から64へ拡大する案を巡り評価期間を4週間としたことを含め、一方的な意思決定を行わないようFIFAに警告した。43の加盟協会が書面で要請すれば臨時総会が招集される可能性があるが、インファンティーノ氏は依然として複数の国内連盟の支持を維持しており、明確な対抗馬も現れていない。