主力成長薬が利益を押し上げ、第2四半期売上高は初めて100億ドルを突破した一方、アムジェンは肥満治療のパイプラインを主力候補のMariTideに絞り込んだ。
アムジェンは市場予想を上回る第2四半期決算を受けて2026年通期の業績見通しを引き上げるとともに、第1相にある肥満治療薬候補AMG 513の開発を中止すると発表した。一方で、進行中の治験は完了まで継続する。第2四半期の純利益は23億8000万ドル(希薄化後1株当たり4.37ドル)となり、前年同期の14億3000万ドル(1株当たり2.65ドル)から増加した。調整後1株利益は6.29ドルと、The Wall Street Journalがまとめたアナリスト予想のコンセンサスである5.62ドルを上回った。売上高は10%増の100億5000万ドルとなり、予想の94億3000万ドルを上回るとともに、四半期売上高が100億ドルを超えるのは初めてとなった。製品売上高は9%増の95億4000万ドルで、Repatha、Evenity、Uplizna、Imdelltraの伸びが、バイオシミラー競争によるProliaとXgevaの不振を補った。アムジェンは現在、2026年の売上高を382億ドルから394億ドル、調整後1株利益を22.30ドルから23.50ドルと見込んでいる。AMG 513の開発終了により、アムジェンの肥満治療資産はMariTideのみとなり、体重管理、2型糖尿病、心血管アウトカムを対象とする第3相試験が進行中である。