
ウィン・パレスの好調な実績がマカオの成長を支えた一方、投資家はコタイ地区と半島側の施設間でまだら模様の傾向や、高額消費需要の見通しを見極めた。
ウィン・リゾーツは、第2四半期の調整後利益と売上高がウォール街予想を上回った。マカオ事業、特にウィン・パレスの力強い業績が寄与した。また、同社はUAEで進めるウィン・アル・マルジャン・アイランド・プロジェクトが2027年9月に開業する見込みであることも改めて示した。時間外取引で株価は6%上昇し、ウィン・マカオは決算発表後の香港市場で3.09%高の5.83香港ドルで取引を終えた。 調整後利益は1株当たり1.24ドルとなり、LSEG集計のアナリスト予想である1.11ドルを上回った。総売上高は18.6億ドルで、予想の18.4億ドルに対して上振れた。ウィンはこれに先立ち、第2四半期利益が1億4010万ドル(1株当たり1.32ドル)となり、前年同期の6620万ドル(1株当たり64セント)から増加したと発表していた。 マカオでは、ウィン・パレスの第2四半期営業収入は約6億5300万ドルで、前年同期比21.1%増となり、EBITDARは28.2%増の約2億200万ドルとなった。同施設の上半期売上高は13.13億ドル、EBITDARは4億500万ドルに達した。一方、半島側のウィン・マカオはより抑制的で、第2四半期営業収入は約3億5100万ドルと2.1%増にとどまり、EBITDARは約9550万ドルで1%減となった。同施設の上半期売上高は約6億8100万ドル、EBITDARは8.3%減の約1億7100万ドルだった。 この対照は、マカオのゲーミング市場における回復のばらつきを示している。ウィン・パレスは、特にマスマーケット部門でのカジノプレーの強さの恩恵を受けた一方、両施設とも稼働率がほぼ満室に近いにもかかわらず客室単価には圧力がかかった。アナリストは、これらの結果はプレミアム・マス需要が引き続き下支えしていることを示唆するとしつつも、投資家はなお中国のマクロ経済環境や、VIPゲーミングの寄与低下が収益性に及ぼす長期的な影響を見極めていると述べた。