豪州株、0.6%上昇して9,286の過去最高値を更新

民間部門の活動が6カ月ぶりの高水準となる中、新会計年度の資金流入と米株先物の上昇が相場を支えた。一方、投資家は豪州と中国の貿易統計を待っていた。

要約

豪州株は木曜早朝の取引で59ポイント(0.6%)上昇し、9,286の過去最高値を更新した。AI関連株の急反発を受けて投資家がバリュエーションを見直す中、米株先物の上昇が強弱まちまちのウォール街終値を相殺し、連騰を維持した。上昇はまた、会計年度初めの資金流入と、民間部門の活動が6カ月で最も速いペースで拡大し、サービス業が持ち直し、工場受注が反発したことを示す最近のデータにも支えられた。上昇を主導したのは非エネルギー鉱物、消費関連、ヘルスケア、公益事業で、テクノロジー、商業サービス、エネルギー鉱物は軟調だった。個別では、BHPが1.1%上昇、エボリューション・マイニングが5.7%急伸、ノーザン・スター・リソーシズが4.5%上昇、REAグループが2.1%上昇したほか、4大銀行も0.3%〜0.5%高となった。市場では、この日後半に発表予定の豪州貿易統計と、金曜日に公表される中国の統計が意識されていた。

用語解説
  • 米株先物: 通常取引が始まる前の米主要株価指数の予想される値動きを示す契約。
  • バリュエーション: 利益、資産、成長期待に基づく企業やセクターの価値評価。
  • 工場受注: 製造業者に対して出される新規受注で、産業需要の尺度として用いられる。