DeepSeek、約740億ドルの評価額で資金調達協議を再開

DeepSeek、約740億ドルの評価額で資金調達協議を再開

杭州を拠点とするAIスタートアップの同社は、7月の一時中断後、2回目の外部調達ラウンドで約80億ドルの調達を目指しており、香港拠点のMonolith Managementが参加に向けて活発に協議している。

ファクトチェック
中心的な主張、すなわちDeepSeekが500億元の調達を目標とする2回目の資金調達ラウンドを再開したという点は、odaily、PANews、BlockBeatsの各ソースで一貫して報じられており、いずれもこの報道をCaijing Magazine(财经杂志)に帰している。また、数値も一致しており、500億元の調達、約5000億元のプリマネー評価額、8月下旬の契約締結目標とされている。Sina Financeやそのほかの金融メディアによる独立した先行報道でも、同じラウンドが7月下旬に一時停止したことが確認されており、再開したとの見方の信頼性を補強している。この主張はDeepSeekの公式声明ではなく報道に基づくものであり、また一部の投資機関は再開について通知を受けていないとされているため、わずかな不確実性は残る。見出しにある台湾のサーバーサプライヤーという切り口は周辺的なものであり、評価対象である資金調達の主張そのものではない。
要約

DeepSeekは2回目の外部資金調達ラウンドを再開し、約5000億元、約740億ドルに迫る評価額で約80億ドルの調達を目指している。杭州を拠点とするこのAIスタートアップは、創業者の梁文鋒氏による投資家向け発言が漏洩したことを受けて2026年7月に手続きを一時停止したが、協議は再開され、香港拠点のMonolith Managementがラウンド参加に向けて活発に協議している。 同社は2026年6月に初の外部資金調達を完了し、ポストマネー評価額500億ドル超で74億ドル超を調達した。このラウンドにはテンセント、JD.com、Monolith Managementなどが参加し、梁文鋒氏は個人として約30億ドルを拠出し、単独で最大の出資者となった。新たな評価額は、わずか数カ月で約48%の上昇を意味する。 2023年創業で従業員数が約200人のDeepSeekは、オープンソースの大規模言語モデルとマルチモーダルAI技術を開発している。2025年初めには、同社のモデルが報告された学習コストのごく一部で西側の最先端システムに匹敵すると受け止められ、米テクノロジー株の売りを誘発し、多くの主要企業が前提としてきたようにAI開発が引き続き巨額の資本を必要とするものでなければならないのかを巡る議論を激化させ、世界的な注目を集めた。

用語解説
  • ポストマネー評価額: 新たな投資資本が加わった直後の企業の推定価値。
  • 大規模言語モデル: 膨大な量のテキストで学習し、言語の生成、要約、分析を行うAIシステム。
  • マルチモーダルAI: テキスト、画像、音声など、複数種類のデータを処理・生成できる人工知能。