HII、HD Hyundaiの実証導入とHYPRロボティクス契約で造船自動化を拡大

米造船大手HIIは、Ingalls ShipbuildingでHD Hyundaiのインテリジェント溶接システムを導入するとともに、Path RoboticsおよびGrayMatter Roboticsと、最大9億ドル規模の7年間の成果連動型HYPR契約を締結した。

要約

HIIは、相互に関連しつつも別個の2つの取り組みを通じて、米海軍向け造船における自動化の推進を拡大している。1つはミシシッピ州のIngalls ShipbuildingでHD Hyundai Heavy Industriesのインテリジェント溶接システムを導入する実証であり、もう1つはPath RoboticsおよびGrayMatter Roboticsとの長期のHYPR生産契約で、マイルストーンを達成した場合、7年間で最大9億ドルの造船業務につながる可能性がある。これらの取り組みは、空母、潜水艦、駆逐艦、揚陸艦、将来型フリゲート、無人水上艦を含む各プログラム全体で、ロボティクス、フィジカルAI、デジタル造船所の手法を、溶接、加工、表面処理、検査などの生産工程へ拡大することを目的としている。

用語解説
  • HYPR: HIIのHigh-Yield Production Roboticsプログラム。高度なロボティクスとフィジカルAIを海軍向け造船全体に導入することを目的とした、戦略的契約および開発の枠組み。
  • フィジカルAI: 溶接、研削、ブラスト、塗装、組立、検査といった複雑な製造作業を、実際の産業環境で実行するよう設計されたAI対応ロボティクスおよび自律生産システム。
  • デジタル造船所: 生産性、品質管理、可視性、人員効率を向上させるために、ロボティクス、AI、ソフトウェア、自動化生産システムを活用する造船モデル。