ベインキャピタル、TAアソシエーツからゴンチャを買収へ ロイターは評価額最大20億ドルと報道

ベインはタピオカティーチェーンを巡る入札で競合のMBKパートナーズを破った。一方、韓国のバイアウト会社である同社はホームプラスを巡る規制当局の監視強化に直面していた。

要約

ベインキャピタルは、タピオカティーチェーンのゴンチャをTAアソシエーツおよびその他の株主から買収すると発表した。これにより、同社の食品・飲料分野への投資拡大の動きがさらに進むとともに、競合入札者のMBKパートナーズを退けた格好である。取引条件の詳細は明らかにしていないが、ロイターは5月、この売却額が最大20億ドルに達する可能性があると報じていた。取引の完了は2026年第4四半期を見込んでいる。 ゴンチャは米国や中米を含む世界で2,200店超を展開しており、日本と韓国で強固な事業基盤を持つなど、アジア太平洋地域で主導的な地位を占めている。ベインは、日本と韓国でブランド拡大を継続する一方、米国での成長を加速させる計画であるとした。 CNBCが確認したやり取りと事情に詳しい関係者によると、MBKは、ゴンチャの日本事業を同社が取得し、提携先が韓国事業を引き継ぐ共同入札の枠組みを検討していた。この動きは、投資先企業ホームプラスの経営破綻を受けてMBKが韓国で規制当局の監視強化に直面していた時期に進められており、事情に詳しい関係者の1人によれば、このことが同社単独で買収を進めることを難しくしていた。

用語解説
  • プライベートエクイティ: 企業の持分を取得し、しばしば事業改善を図ったうえで後に利益を得て売却することを目指す投資会社。
  • フランチャイズ網: 複数市場にまたがるブランドの店舗ネットワークの地理的な広がりと規模。
  • タピオカティー: 一般にミルクやフルーツの風味を含む茶系飲料のカテゴリーで、専門チェーンを通じて販売されることが多い。