インドネシアのIDX総合指数、4-6月期GDPが予想上回り上昇

インドネシアの4-6月期成長率が予想を上回る5.29%となり、7月の海外資金流入が外貨準備高と中国貿易統計を控えた慎重姿勢を相殺したことで、ジャカルタ株は3営業日続伸した。

要約

インドネシアのIDX総合指数は続伸し、水曜午前の取引ではGDP統計を控えて33ポイント(0.5%)高の6,351となり、その後、4-6月期成長率が前年同期比5.29%と予想を上回ったものの1-3月期の5.61%を下回ったことを受け、木曜序盤の取引では19ポイント(0.3%)高の6,371となった。相場心理は、7月のインフレ鈍化、微量元素を含むニッケルやスズなどのコモディティーの出荷再開を認める規則の明確化、さらに数カ月にわたる流出後の7月の海外投資家による1兆6200億インドネシアルピアの買い越しに支えられた。一方で、7月の外貨準備高統計と中国の貿易統計を前にした慎重姿勢が上値を抑えた。

用語解説
  • 外貨準備高: 投資家が対外安定性や通貨環境の手掛かりとして注視する、中央銀行が保有する外貨建て資産。
  • 海外投資家の買い越し: 一定期間に海外投資家が買い付けた株式額から売却した株式額を差し引いた値で、海外資本フローの指標として用いられる。
  • 前年同期比GDP成長率: 国内総生産が1年前の同じ四半期と比べてどの程度変化したかを示す指標で、景気の勢いを測る標準的な尺度。