
今回の更新により上汽GMの提携は2047年まで延長され、同事業がインテリジェント電気自動車、現地主導のイノベーション、海外展開を推進するなかで、中国への長期的な関与が改めて示された。
ゼネラル・モーターズ(GM)と上汽集団は、中国の合弁事業をさらに20年更新し、提携期間を2047年まで延長した。上汽GMがインテリジェント電気自動車、現地での製品開発、海外展開へのシフトを加速させるなか、両グループの中国市場へのコミットメントを改めて強化する内容である。 1997年に発足したこの合弁事業は、操業開始から30年近くを迎えようとしている。GM上級副社長兼GM中国社長のジョン・ロス氏は調印式で、この合意は上汽GMとその長期的な成長可能性に対する双方の自信を反映していると述べた。そのうえで、技術の進歩と競争の激化が進むなか、中国で成功するにはスピード、顧客重視、そして規律ある実行が必要になると付け加えた。 上汽GMは、これまでに2000万台超を生産・納車し、車両の一貫開発能力を構築したとした。2025年には、中国チーム主導で開発したXiaoyao super integration architectureと、ビュイックのプレミアム新エネルギー・サブブランドであるElectraを軸とする協業を加速させた。現行計画では、Buick Electra E7が今年10月に海外市場へ投入され、上汽GMとして初の世界輸出となるプレミアム新エネルギー車になる見通しである。 同社は2030年までに少なくとも30車種の新エネルギー車を投入し、ビュイックとキャデラックのEVラインアップをさらに拡充するとした。ロス氏は、上汽GMの中国におけるエンジニアリング、製造、品質面の能力は、中東、アフリカ、南米、メキシコ、アジア太平洋を含む一部の海外市場で活用できるとの見方を示した。 同報道で引用されたアナリストは、今回の延長について、中国の自動車市場が電気自動車のイノベーションと産業競争力でますます中心的な存在となるなか、GMの中国への長期的なコミットメントを示すものだと指摘した。同報道で示されたデータによると、2026年1〜6月の世界自動車販売に占める中国の割合は31%で、世界の新エネルギー車市場におけるシェアは約60%に達した。