韓国の投資家、1日でSOXLを6億6439万ドル売却

7月の極端な変動を受け、韓国のトレーダーはレバレッジ型の半導体ETFで利益確定を進めた。一方、国内ETF市場は低迷し、単一銘柄レバレッジETFに対する規制強化で売買代金も減少した。

要約

韓国の個人投資家は8月3日、Direxion Daily Semiconductors Bull 3X Shares ETF(SOXL)を6億6439万ドル売却した。これは7月に純買い越した37億8600万ドルの17.5%に相当する。その後、8月4日には5704万ドルの純買い越しに戻った。売りは、韓国のETF市場全体が7月に大幅下落する中で起きた。国内上場ETFの891本、全体の78.3%が下落し、半導体株の急落を受けて純資産総額は77兆9000億ウォン減の434兆4000億ウォンとなった。投資家はSOXLやKORUなどのレバレッジ型商品へのエクスポージャーを減らした一方、マイクロン、SanDisk、SKハイニックスのADRなど個別の半導体銘柄は買い続けており、株式全般から広く撤退したのではなく、高リスクの取引手段で利益確定を進めたことを示唆している。

用語解説
  • SOXL: フィラデルフィア半導体指数の日次騰落率の3倍のリターンを目指す、米国上場のDirexion Daily Semiconductors Bull 3X Shares ETF。
  • Single-stock leveraged ETF: 通常はレバレッジを用いて単一の原資産株式の日次値動きを増幅する上場投資信託で、主に短期売買を目的としている。
  • Circuit breaker: 取引所で極端な変動を抑えるため、大幅な相場変動時に発動される一時的な売買停止措置。